
「運動音痴だから、バイクの免許なんて無理」と諦めていませんか?
30代で運動神経に自信がない方でも、正しい準備と学習方法を実践すれば、普通自動二輪免許の取得は十分に可能です。
実は、私は中高時代の体育の成績が5段階中2〜3でして、決して運動が得意ではありませんでした。それでも普通自動二輪免許の卒業検定に合格できたのは、運動神経の鈍さをカバーする独自の学習方法を確立したからです。
私の実体験から導き出した、成功のための具体的なポイントは以下の通りです👇
- 学科試験レベルまでの事前学習で、実技への不安を軽減する
- 体調管理の徹底(睡眠・食事・早めの登校)
- 運動神経の鈍さを知識でカバーする戦略的学習
- 教習内容の即日メモ化とYouTube動画での補完学習
- 女性教官からの的確なアドバイスでクラッチ操作を習得
- 走行コースの完全暗記とイメージトレーニングの反復
30代で運動神経に不安があっても、計画的な準備と効率的な学習方法を実践すれば、バイク免許取得は必ず実現できます。
私自身の体験談を通して、運動神経が鈍い方でも確実に合格できる具体的な方法を、詳しくお伝えしていきます。

バイクに乗って、新しい世界を体験してみませんか?
私にとってのバイクは、自分自身に向き合うこと

私がバイクに乗り始めたきっかけは『近所をお散歩してみたい』というもので、バイクへの憧れは特にありませんでした。
バイクは、自分との対話
乗ってみて、初めて気づきました。『バイクに乗ることは、自分自身に向き合うこと』だ。
それは、当時の私が一番やりたかった事でした。
人馬一体
バイクに乗るときはバイクと呼吸を合わせて、『人馬一体』になって共に人生を楽しむことでした。
学科を試験合格レベルまで復習する

路上に出た時を想定すると、まずは交通ルールを把握していないと安全に動けません。
不安要素は残さない
自身の無さは、少なからず教習時のモチベーションを下げてしまいます。教官の言う内容を吸収する為にも、学科の内容は押さえておく方が良いと思います。
私は教習所のパソコンの問題集を利用して、学科試験合格レベルになるまで復習を繰り返しました。(※私は24歳で普通自動車免許[AT限定]を取得していた為、学科試験は免除でした)
体調は万全に整えておく

先ずは事故に繋がらないように、運転する上で一番大事なことです。
睡眠不足にならないようにする
バイクは重くて(当時はホンダのスーフォアで約200kg)危険なので、実技の日はしっかり睡眠をとるようにしていました。
実技の前は、食べ過ぎないようにする
食べ過ぎて頭がボーっとしている状態ではミスするかもしれないと思ったので、食べ物には気をつけていました。
空腹の状態で、実技を受けない
逆に空腹でも力が出ないので、いい頃加減にお腹の具合を保つようにしていました。
早めに登校し、前回の復習とその日の予習をする

次の段階に進めないと時間もお金も勿体ないので、早めに教習所に行って自習スペースで予習復習イメトレをしてから、その日の実技に臨んでいました。

30代で他人より運動神経が鈍いと、これくらいの準備が必要なのでした。
運動神経の鈍さは、知識でカバーする
生まれ持ったセンスと運動能力の高さであっという間にバイクを乗りこなしてしまう若者も少なからずいましたが、私はその限りでは無かったので、バイクが上手くなる要素を搔き集める必要がありました。
テキストや動画を確認して、乗車姿勢や目線や各課題をクリアするコツなど、自分の中に落とし込んでモノにする事を欠かさず行いました。
習った内容は、教習後すぐにテキストにメモする

その日に習った内容は、忘れない内にテキストにメモを書き込んでいました。各課題で自分が出来ていない事を把握して、コツを掴んで習得するのが目標でした。
分からない内容は、動画をヒントにする
教習所で分かり切らなかった内容は、積極的にYouTubeで動画学習していました。
私は『マッスルバイクちゃんねる』をよく見ていました🏍️
何度もやり直しになった

特に始めの内(1段階目)は何度かやり直しになって、スムーズに先に進めませんでした。
その内の大きな理由が…
クラッチ操作ができなかった
始めの頃に私はバイクのエンストを繰り返していました。
男性教官たちがそれを直そうとアドバイスしてくださるも、出来ない私はイラつかれ…。
そこに、小柄な女性教官が現れて『クラッチの握り方』を教えてくださって、今まで出来ないのが噓のようにエンストせず運転出来るようになりました!

まさに女神かと思いました…。
女性の手の握力の無さが原因(当時のスーフォアのクラッチは、重かったのです)だとその女性教官は気づいて、それをカバーできる握り方を私に教えてくださったのでした!
走行コースは、完璧に覚えておく

走行コースと各パートでの課題内容を覚えておけば、教習がスムーズにこなせます。
イメージの中で、何度も走り切る
何度もイメトレして、コースを走り切りましょう。イメトレは走る時のみならず、乗車前の点検~最後にバイクを降りるまで、です。
卒業検定は、2回目で合格した

卒検は比較的スムーズに合格できました。
1回目は、得意な一本橋から落ちた
一本橋は苦手では無かったのですが、なんと卒検時にやらかしてしまったのです。

不思議ですね、私が路上で油断しないように、神さまが教えてくれているようでした。
一番大事なことは、教習所で沢山失敗すること

教習所は失敗してなんぼの場所です。そういう為の場所なので、失敗しても誰も困りません。
自分が出来ないことや苦手なことを知り尽くして、いざ路上に出た時にその経験を活かしましょう。
路上での失敗は命とり
↑見出し通りです。
なので教習所で沢山失敗して原因分析&解決して、路上での相棒🏍️との走りを楽しめる自分に変わっていきましょう😄
FAQ(よくある質問)

運動神経に自信がない人でもバイクの免許取得は可能ですか?
自分の技量を把握した上で、バイクを安全に乗りこなすために押さえるべきポイントを押さえれば、免許取得できると思います。
私自身は中高時代の体育の成績が2~3で今でも運動神経は悪い方ですが、34歳で普通自動二輪免許を取得しました。自分自身の運動神経の鈍さを補うために、理論を徹底的に把握して、繰り返しイメージトレーニングすれば、大丈夫だと思います。
「運動神経の鈍さを知識でカバーする」具体的な戦略とは何ですか?
- 学科試験レベルまでの事前学習: 交通ルールを事前に把握し、実技への不安を軽減することで教習時のモチベーションを保ちました。教習所のパソコン問題集を繰り返し解き、学科試験合格レベルまで復習しました。
- 教習内容の即日メモ化とYouTube動画での補完学習: 習った内容は忘れないうちにテキストにメモし、分からない内容はYouTube動画(特に「マッスルバイクちゃんねる」)で補完学習しました。
- 走行コースの完全暗記とイメージトレーニングの反復: 走行コースと各パートの課題内容を完璧に覚え、乗車前の点検からバイクを降りるまで、何度もイメージトレーニングを繰り返しました。
バイクに乗ることで、どのような気づきを得ましたか?
私は元々バイクへの憧れは特になく、「近所をお散歩してみたい」という理由で乗り始めました。しかし、実際に乗ってみて初めて「バイクに乗ることは、自分自身に向き合うこと」であり、「バイクと共に過ごす時間は、とても楽しい」ことに気づきました。
これは当時の私が、一番やりたかったことでもありました。
バイクの実技教習を受ける上で、体調管理はどのように大事ですか?
体調管理は事故に繋がらないようにするために必須で、私は以下の点に気を付けていました。
- 食事の調整: 食べ過ぎて頭がボーっとする状態や、空腹で力が出ない状態を避け、最適な状態を保つようにしました。
- 十分な睡眠: バイクは重くて危険なため、実技の日はしっかり睡眠をとることを心がけました。
クラッチ操作で苦戦した際、どのように克服しましたか?
私は教習の初期段階でエンストを繰り返し、男性教官からのアドバイスでも改善されずにいました。しかし、小柄な女性教官から「クラッチの握り方」を教えてもらったところ、エンストせずに運転できるようになりました。この教官は、女性ならではの手の握力の無さ(当時のバイクのクラッチは重かったのです)に気づき、それをカバーできる握り方を教えてくれました。
教習所で失敗することの大切さについて、どのように考えていますか?
私は「教習所は失敗してなんぼの場所」であり、「自分が出来ないことや苦手なことを知り尽くすための場所」だと考えています。教習所でたくさん失敗し、その原因を分析して解決することで、いざ路上に出た時にその経験を活かし、命を守ることに繋がります。
卒業検定は初回で合格できましたか?また、そこから学んだことは何ですか?
私は卒業検定に2回目で合格しました。1回目は得意なはずの一本橋から落ちてしまい、不合格となりました。この経験は「路上で油断しないように、神さまが教えてくれているよう」に感じて、改めて気が引き締まり、バイクの危険さを再確認できました。
バイクの免許取得以外にも、どのような「己への挑戦」を経験していますか?
私はバイクの免許取得後、11年間のペーパードライバーからも復帰できました。
「不器用でも、人生楽しむ!」というモットーのもと、自分に出来そうなことを試しています。
今はもっぱらブログ運営と、愛する息子の子育てに奔走中です🧡
【まとめ】

運動神経が鈍い私が、33歳で普通自動二輪の卒検合格するまでのお話でした。
- 特に憧れは無かったけれども、乗ってみて初めて気づいた『バイクは自分自身に向き合うこと』。
- まずは学科を試験合格レベルまで習得して、実技での不安要素を残さない。
- 体調は万全に整えて、実技で教わる内容をしっかり吸収する。
- 早めに登校して予習復習を行い、運動神経の鈍さは知識面でカバーする。
- 習った内容は教習後すぐにテキストにメモして、自分の中に落とし込んでコツを掴む。
- 私の立場が分かる女性教官の一言で、出来ないことが出来るようになった。
- 走行コースは覚えておいて、何度もイメトレして頭の中で走り切る。
- 2回目の卒検で合格できたが、1回目の失敗で油断してはいけない事を教わった。
- 教習所での失敗経験は、路上に出た時に命を守るためのもの。

いかがでしたか?
その後はまたキッカケがあって、大型自動二輪免許を取得することになるのでした♪
私の大好きな絵本です。バイク旅は、若い頃しか出来ませんものね🍀

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