
暑い日が続くと、心配になるのが「車内の熱中症」。
特に小さなお子さんがいる家庭では、ほんの少しの油断が命に関わることもあります。
今回は、子どもの為の車内の熱中症対策をわかりやすくまとめました。
子どもを車に「置き去り」にしないで!


まず最も大切なこと。
どんなに短時間でも、子どもを車に残すのは絶対にNG!
「ちょっとコンビニに…」と思っても、車内は数分でサウナのように暑くなります。
夏場の車内温度は、エンジンを止めて5分で約5℃上昇し、15分後には熱中症の指標である熱中症指数が危険レベルにまで達するとも言われています。
こんな工夫で熱中症を予防しよう!

駐車場所に注意
- なるべく屋根のある駐車場や日陰を選びましょう。
- サンシェード(前・横・後ろ用)を活用して直射日光を遮断!
出発前に車内を冷やす
- 子どもを乗せる前に、一度エアコンで冷やしておくと安心。
- 窓を全開にして熱気を逃がしてから出発するのもおすすめです。
チャイルドシート対策
- メッシュ素材や冷感カバーを使用すると蒸れにくい!
- 保冷ジェルパッド(安全なタイプ)を使うのも◎
後部座席も快適に
- 前席だけでなく、後部座席にも風が届くように工夫を。
- 小型のUSB扇風機を使って風を循環させると効果的です。
こまめな水分補給
- 小まめにお茶や水を飲ませましょう。
- 甘いジュースは脱水を悪化させることもあるので控えめに。
凍らせると保冷にも使えます!
子どもの「熱中症サイン」に気づこう!

次のような様子が見られたら要注意です。
- 顔が赤く火照っている
- ぐったりして反応が鈍い
- 大量の汗 or 逆に汗をかいていない
- 呼びかけに反応しない
少しでも不安があれば、すぐに涼しい場所へ移動し、冷却&水分補給を!

それでも改善しない場合は、迷わず119番してください!
まとめ:夏の車は「危険地帯」

子どもにとって、夏の車内はとても過酷な環境です。
ほんの少しの心がけが、大切な命を守ることにつながります。
- 車内放置は絶対NG
- エアコン・シート・駐車場所の工夫
- 水分補給はこまめに
- 「いつもと違う」に気づくことも大事!

子どもと安全に夏を乗り切るために、できることから始めてみましょう♪