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事故 健康

子供の【食事中の窒息】を防ぐために、親ができることは?

子供の【食事中の窒息】を防ぐために、親ができることは?

小さな子どもと暮らしていると、食事中に「ゴホゴホ!」とむせたり、のどを詰まらせそうになってヒヤッとする場面、ありますよね。

特に5歳以下の子どもは、食べ物をうまく噛んだり飲み込んだりする力が未発達な時期。親が少しの工夫をすることで、事故を防げるケースも多いんです。

今回は、子どもがのどを詰まらせないために、家庭でできる対策をまとめました。

食べ物の選び方に気をつけよう

ブドウを丸呑みしようとする幼児

食材や調理法を工夫するだけで、のど詰まりのリスクはぐっと下がります。

分類 食品 危険な理由 対策
果物 ぶどう・ミニトマト 丸くてつるつる滑る 4分の1に切る/皮をむく
果物りんご繊維が多く固いすりおろして加熱
果物干し柿粘り気がありのどに張り付く与えない
パン・餅・お菓子食パン口の中でまとまりやすいミルクでふやかすなどして与える
パン・餅・お菓子餅・団子弾力があり喉に詰まりやすい与えない
パン・餅・お菓子ポップコーン軽くて吸い込みやすい与えない
肉・魚類焼き肉・ステーキ固く噛みきれないよく加熱し細かくほぐす
肉・魚類するめ・干物噛み切れず長く口に残る与えない
肉・魚類骨付き魚骨が危険缶詰を使用/骨を完全に取り除く/すり身使用
野菜・豆類にんじん・ごぼう繊維が固く飲み込みづらいよく煮て柔らかくする
野菜・豆類枝豆・豆類丸くてつるつる豆腐から選ぶ/潰して与えるか避ける
野菜・豆類こんにゃく弾力があり噛みにくい小さくしても注意/避ける
ナッツ類ピーナッツ・アーモンドなど固くて小さい/誤嚥の危険5歳以下は与えない

小さくカットする

  • ブドウ・ミニトマト・ウインナーなど、丸くてつるんとした食品は縦に4つ割りに。
  • 一口サイズを小さくし、詰まりにくい形に整えましょう。

硬いもの・粘り気のあるものは控える

  • ナッツ・あめ玉・せんべい・こんにゃくゼリー・もち・一口サイズチーズなどは、避けるのが安心。
  • パンも水分が少ないとモソモソして詰まりやすいので注意。
  • リンゴは細かく刻んでも喉詰めしやすいので、無理に与えない⬇️

私の1歳の子どもは食事中に細かく刻んだリンゴを食べていて喉を詰まらせ、背部叩打して事なきを得ましたが、リンゴの恐さを思い知りました。短い育児経験の中で、幼い子どもが食事中に命を落とすリスクの高さを実感した出来事でした。

食事中の環境づくり

テレビを見ながら食事する幼児

事故を防ぐには、落ち着いて食べられる環境を整えることも大切です。

ちゃんと座って食べる

  • 歩きながら・寝転びながらの食事はNG。
  • お椅子に座って、背筋を立てて食べるよう習慣づけましょう。

テレビ・おもちゃは遠ざける

  • 気が散ると、急いで食べたり、噛まずに飲み込んだりしがち。
  • 食事の時間は、食べることに集中できるように。

子どもの様子を見守ろう

食べ物を頬張る幼児と、注意する母親

親が少し意識して声かけすることで、事故を未然に防げることがあります。

一口が大きすぎないかチェック

  • 口いっぱいに詰め込んでいたら、「一口ずつね」とやさしく促して。

しっかり噛んでいるか確認

  • 噛まずに丸のみしているときは、「カミカミしようね〜」と声かけを。

万が一に備えて、親の準備も

ブドウを喉詰めした幼児と、とまどう母親

どれだけ気をつけていても、子どもは思いがけない行動をするもの。万が一の時に落ち着いて対応できるように、応急処置の知識も持っておきましょう。

異物除去法(背部叩打法・腹部突き上げ法)を学ぶ

  • YouTubeや育児サイトなどで、実際の動画を見ておくと安心です。
  • 保育士や小児救急の講習会に参加するのもおすすめ。

かき出そうとせず、まずは冷静に

  • 指で無理に口に手を入れると、かえって奥に押し込んでしまうことも。
  • 状況によってはすぐに119番通報を!

最後に

ハンバーグをゆっくり食べる幼児と、見守る母親

子どもののど詰まりは、ほんの一瞬で起こることがあります。「うちは大丈夫」と思わず、日頃からの意識と準備がとても大切です。

日々のちょっとした工夫で、大切な命を守れるように。育児の合間に、ぜひ見直してみてくださいね。

幼い子の事故を防ぐために、夏場に注意すべきことは👇

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まつりか

1歳の息子を育てるアラフォー・シングルマザーで、ブログ初心者。 私自身が「健康」「お金」「資格」「ブログ」の〝4つの資産〟を形成する過程を、記事にまとめていきます。 読書とヨガとドライブが、好き。

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