
EVって何だか難しそう…
最近よく聞く「EV自動車(電気自動車)」。
気になってはいるけど、「専門用語ばかりでよく分からない」「ガソリン車との違いがピンとこない」…そんな方も多いのではないでしょうか?
この記事では、EV初心者の方にもやさしい言葉で、
EVの仕組みからメリット・デメリット、補助金やおすすめの車種までをまるっと解説します😉

「これからEVを選びたい」「とりあえずどんなものか知っておきたい」
という方にぴったりの内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
1. そもそもEV自動車って何?


最近、テレビやCM、街中でもよく耳にする「EV(イーブイ)自動車」。
でも、「なんとなく環境に良さそう」「充電で走るらしい」くらいのイメージしか持っていない方も多いのではないでしょうか?
EVって何の略?
EVとは「Electric Vehicle(エレクトリック・ビークル)」の略で、日本語では「電気自動車」と呼ばれています。
その名の通り、電気の力でモーターを回して走る車です。
ガソリン車とのざっくりした違い
これまで主流だったガソリン車は、エンジンにガソリンを燃やして走る仕組み。一方、EV車はエンジンがなく、電気モーターとバッテリーで走行します。
ガソリンスタンドではなく、「充電スポット」や自宅コンセントなどで電気を補給します。
なぜ今、EVが注目されているのか?
最大の理由は環境問題と脱炭素社会。CO₂(二酸化炭素)排出量の少ないEVは、地球温暖化対策として各国が推進中です。
また、電気代の方がガソリン代よりも安く、家計にもやさしいというのも人気の理由のひとつです。
2. EVの仕組みを簡単に解説


EV(電気自動車)がどのように動いているのか、仕組みをざっくりと解説します。専門的な知識がなくても大丈夫!イメージしやすく、簡単に説明していきます。
モーターで走る仕組み
EV車は、電気モーターを使ってタイヤを回します。
バッテリーに蓄えられた電気がモーターに送られ、その力で車がスムーズに動くのです。
ガソリン車のような「エンジン音」や「振動」がほとんどなく、静かで滑らかな加速が特徴です。
バッテリーの役割
EV車の心臓ともいえるのが駆動用バッテリー。
スマホの電池と同じように、充電して使う仕組みです。走行中はこのバッテリーが電力を供給し、減ってきたら「充電スポット」などで補充します。
- 主なバッテリーの種類:リチウムイオン電池
- バッテリー容量が大きいほど、一度の充電で長く走れる
回生ブレーキとは?
EVには、「回生ブレーキ」という特殊な機能があります。
これは、ブレーキをかけたときのエネルギーを電気として回収し、バッテリーに戻す仕組みです。
その結果、少しずつでも電力を回収できて、エネルギー効率がアップ!ガソリン車にはないEVならではの強みです。
3. EV車の種類と代表車種


EV自動車といっても、実はさまざまなタイプがあります。ライフスタイルや用途に合わせて選べるのも魅力の一つ。ここでは代表的なタイプとその車種をご紹介します。
軽EV(軽自動車タイプ)
取り回しがよく、街乗りや通勤・買い物にぴったりの軽EV。
コンパクトで使いやすく、EVデビューにも最適です。
代表車種
- 日産 サクラ
→ 補助金活用でお得に買える。航続距離は約180km。
引用:日産
- 三菱 eKクロスEV
→ SUV風のデザインで人気。日産サクラと中身はほぼ同じ。
引用:三菱自動車
コンパクトEV
軽よりも広さや性能を重視したい人向け。都市部だけでなく、多少の遠出にも対応可能です。
代表車種
- ホンダ e
→ デザインが可愛らしく、おしゃれ感◎。航続距離は約260km。
引用:HONDA
- 日産 リーフ
→ 日本を代表するEVの定番モデル。長年の実績あり、安心して選べる。
引用:日産
SUVタイプ・ファミリーカーEV
荷物や人をたくさん載せたい、アウトドアも楽しみたいという方には、SUVタイプやファミリーEVが人気です。
代表車種
- 日産 アリア
→ 上質なインテリアと先進装備が魅力。長距離も快適。
引用:日産
- トヨタ bZ4X
→ トヨタ初の本格EV。4WDモデルありで雪道もOK。
引用:TOYOTA
- テスラ モデルY(海外)
→ ハイテク性能と加速力が魅力。自動運転機能も注目。
引用:TESLA
海外メーカーと国産車の違いは?
- 海外メーカー(例:テスラ、BYDなど)は最先端の技術や長距離走行に強みがあります。
- 国産メーカーは、価格のバランスやアフターサービスの安心感がポイント。
4. EVのメリット


EV自動車が注目されている理由には、たくさんのメリットがあります。ここでは、初心者の方にとって特にうれしいポイントをわかりやすくご紹介します。
① 燃料代がグッと安くなる
ガソリンの代わりに電気で走るため、燃料コストが大幅に節約できます。
例えば、家庭用コンセントでの充電なら、1kmあたりの走行コストはガソリン車の半分以下になることも。通勤や日常使いで差が出ます。
② メンテナンス費用が少ない
EVにはエンジン・オイル・マフラーなどがありません。
そのため、オイル交換やエンジン系のトラブルがなく、定期的な点検項目が減ることで維持費も安く済みます。
③ 静かで快適な走行
モーターで走るため、驚くほど静か。
発進もスムーズで、信号待ちや住宅街の走行でも音が気にならないので、快適なドライブが楽しめます。
④ 環境にやさしい
走行中に二酸化炭素(CO₂)や排気ガスを出さないため、地球温暖化の原因を減らすことにつながります。
「エコに貢献したい」「子どもたちの未来のために」という思いで選ぶ方も多いです。
⑤ 国や自治体の補助金でお得に買える
EV購入には補助金制度が用意されており、場合によっては数十万円のサポートが受けられます。
さらに、自動車税や重量税が優遇されるケースもあり、初期費用を抑えるチャンスです。
5. EVのデメリット・注意点


EVにはたくさんのメリットがありますが、導入前に知っておきたいデメリットや注意点もあります。
「買ってから後悔した…」ということがないように、事前に確認しておきましょう。
① 充電スポットがまだ少ない地域も
都市部では増えてきた充電スポットですが、地方や郊外ではまだ不足している場所もあります。
また、急速充電が必要なときに他のEVと重なって待つことも。事前の充電計画が必要です。
② 航続距離がガソリン車より短い
EVは「一回の充電で走れる距離」が限られており、
たとえば軽EVなら約150〜200km程度、一般的なEVでも300〜500kmが目安です。
ガソリン車に比べると長距離ドライブにはやや不安が残ります。
③ 本体価格が高め
EVはバッテリーが高価なため、同クラスのガソリン車より車両価格が高くなりがちです。
ただし、補助金や維持費の安さを考えると、トータルコストではお得になるケースもあります。
④ 充電時間がかかる
急速充電でも30分前後、普通充電なら8〜78時間(3日間)前後かかります。
「5分で満タンにできるガソリン車」に比べると、急な遠出には不便を感じることもあります。
⑤ 寒冷地では性能が落ちやすい
寒い地域ではバッテリー性能が低下しやすく、航続距離も短くなります。
また、暖房を使うと電力を消費しやすく、冬場の電費が悪化しやすいのも要注意。

とはいえ、これらのデメリットは技術の進化とともに改善されつつあるよ。
ライフスタイルに合っていれば、大きな問題にならない場合も多い。
6. EV自動車の充電方法と種類


EVはガソリンではなく電気で走る車。そのため、「どうやって充電するの?」という疑問を持つ方も多いはずです。
ここでは、EVの充電方法や種類について、わかりやすくご紹介します。
① 充電方法は主に2種類
EVの充電方法には「普通充電」と「急速充電」の2タイプがあります。
■ 普通充電(100V、200V)
- 家庭用コンセントや充電器を使う方法
- 8~78時間ほどで、満充電できる
- バッテリーにやさしく、日常使いに最適
- 自宅駐車場に設置する人が多い
■ 急速充電(CHAdeMOなど)
- 高出力の専用スタンドを使う
- 約30分で80%ほど充電可能
- 外出先や高速道路のSAに多い
- 短時間で充電したいときに便利
② 自宅に充電器を設置するには?
自宅に駐車スペースがあるなら、家庭用充電器の設置がおすすめです。
- 必要なのは100V、200Vの専用コンセント
- 設置費用は100V:2~6万円前後、200V:10万円前後(補助金対象になることも)
- 夜間の安い電気料金を使えば電気代も節約
※マンションや集合住宅でも、共用部への設置が進みつつあります。
③ コイン充電スポットの使い方
街中や商業施設、高速道路のSA・PAにはコイン式や会員制の充電スポットが設置されています。
参考:EV充電スタンド情報サイト『Go Go EV』
- カード会員(例:eMP、EVsmartなど)に登録するとスムーズ
- 多くはスマホアプリから空き状況や予約も可能
- 一回の急速充電の費用は、30分あたり1,300円から3,000円程度が目安です。
④ 充電のタイミングと工夫
- 夜間に充電しておけば翌朝フル充電
- 日常使いなら「毎日満タン」にする必要はない
- スマホのように、こまめに充電しておくと安心

「充電は面倒そう…」と思われがちだけど、実際には習慣化すれば意外と簡単。
自宅に充電環境があると、ガソリンスタンドに行く手間がなくなって楽になるよ。
7. EV購入に使える補助金・優遇制度(2025年版)


EV車は本体価格がやや高めですが、国や自治体の補助金や優遇制度を活用すれば、かなりお得に購入できます。ここでは、2025年時点で利用できる代表的な制度を紹介します。
① 国の「CEV補助金」(環境性能割)
経済産業省が実施している「クリーンエネルギー自動車導入事業補助金(通称:CEV補助金)」では、新車EVの購入時に数十万円の補助が受けられます。[2025年5月現在]
- 軽EV:最大約55万円
- コンパクト〜普通車EV:最大約85万円
- 条件:国の登録要件(性能・充電方法など)を満たすこと
※予算枠があるため、早めの申請がおすすめです。
② 地方自治体の独自補助
多くの自治体でも、国の補助金に加えて「上乗せ補助金」を用意しています。
- 例:東京都 → 最大45万円(国の補助金とは別に)
- 例:愛知県 → 最大20万円(市区町村と連携するケースも)
地域によって金額・申請方法が異なるため、「○○市 EV 補助金」で検索して確認しましょう。
③ 税金の優遇措置
EVを購入すると、以下の税制優遇も受けられます。
税金の種類 | 内容 |
---|---|
自動車重量税 | 新車登録時に免税(0円) |
自動車税 | 一部減税 or 初年度免税(地域により異なる) |
環境性能割 | 非課税になることが多い |
④ 充電設備設置の補助もあり
自宅に充電設備を設置する際も、一部補助が受けられるケースがあります。
- 最大10万円前後の補助(国または自治体)
- 工事費や充電器本体の一部が対象になる
⑤ 法人・事業者向けの優遇
法人でのEV導入には、税制優遇やリース補助も用意されています。
カーボンニュートラル推進の一環として、多くの企業でEV化が進んでいます。

補助金や優遇制度は「知っているかどうか」で大きな差が出るよ。
購入を検討する際は、ディーラーや自治体の公式サイトで最新情報をチェックするのがおすすめ。
8. EVはどんな人に向いてる?


EVはすべての人に万能というわけではありませんが、ライフスタイルに合えば非常に便利でお得な選択肢になります。
ここでは、EVが特におすすめなタイプの人をご紹介します。
① 通勤や買い物など、日常使いが中心の人
- 毎日片道10〜30km程度の移動が多い方には軽EVやコンパクトEVがピッタリ。
- 充電も夜に自宅で済ませられるため、給油の手間がなくなるのも大きなメリットです。
② 燃料代や維持費をできるだけ抑えたい人
- EVは電気代が安く、メンテナンス費も少ないため、家計にやさしい乗り物。
- ガソリン代が高騰している時代には、ランニングコストの安さが魅力です。
③ 短距離の移動が多い高齢者や子育て世帯
- エンジンの音や振動が少ないため、静かで快適な移動手段としてもおすすめ。
- アイドリングストップなどを気にしなくていいのも◎。
④ 環境に配慮した生活をしたい人
- 「脱炭素」「地球温暖化対策」に関心がある方にとって、EVは最も身近なエコアクションです。
- 自分の移動がCO₂を出さないというのは、大きな安心感になります。
⑤ ガレージや自宅駐車場がある人
- 自宅に充電設備を設置できると、充電の手間がグッと減ってとても快適。
- 雨の日も寒い日も、わざわざガソリンスタンドへ行く必要なし!

逆に、「長距離のドライブが多い人」や「マンションで充電設備がない人」は、充電計画や環境整備の確認が必要。
まずは、自分の生活スタイルにEVが合うかどうかをチェックしてみよう。
9. まとめ:EVの未来と今後の展望


EV(電気自動車)は、今や単なる“選択肢の一つ”ではなく、これからのスタンダードになりつつあります。
最後に、これまでの内容を簡単に振り返りつつ、EVのこれからについて触れておきます。
EVの魅力をおさらい
- ガソリン代がかからず経済的
- メンテナンスが少なくて手軽
- 静かで快適な運転ができる
- 環境に優しく、CO₂排出を大幅に削減
- 国や自治体の補助金で安く購入できる
進化し続けるEVの技術
バッテリーの性能向上により、1回の充電で600km以上走れるEVも登場。
また、充電時間の短縮やワイヤレス充電、ソーラーパネル搭載EVなど、次世代の進化も進んでいます。
充電インフラの整備も加速中
政府や自治体、民間企業によって、急速充電スポットの増設が進んでいます。
2025年以降は、「どこでも充電できる時代」がより現実的になっていくでしょう。
5年後にはEVが「当たり前」に?
今は「ちょっと高い」「充電が心配」と感じる方も多いですが、
補助制度や技術の進歩によって、5年後にはガソリン車よりもEVを選ぶ人が主流になる可能性も大いにあります。
最後に:まずは「体験」してみよう
- カーディーラーでの試乗
- レンタカーやカーシェアでのお試し利用

などから始めると、EVの魅力を実感しやすくなるよ。
気になる方は、まず「体験」してみるのが一番の近道!
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