
ツーリングの季節がやってきましたね!
ロンツーでも疲れないバイクや、アイテムが知りたいな。

体力消耗を防いで、一日中楽しい長距離ツーリングを、安全に実行しましょう♪
体格・技量にあったサイズの車種を選ぶ
バイクは自分の体格に応じた大きさ(シート高)・重量で、技量にあった排気量を選ぶと良いかと思います。
排気量400cc前後
日本の道路を走りやすく、中型免許(正式名称:普通自動二輪車免許)で乗れて、高速道路も下道も無理なく走れて、使い勝手が良いかもしれません。
- Kawasakiの【Ninja(ニンジャ) 400】は、風をいなせてお腹も冷えにくく、おすすめです。
引用:Kawasaki
足つき:○ | シート高:785mm |
重さ:○ | 車両重量:167㎏ |
燃費:○ | WMTCモード値:25.7km/L |
価格:○ | 税込価格:792,000円 |
- 同じくKawasakiの【ELIMINATOR(エリミネーター)】も、足つきの良さに定評があります。
引用:Kawasaki
足つき:◎ | シート高:735mm |
重さ:○ | 車両重量:176kg |
燃費:○ | WMTCモード値:25.7km/L |
価格:△ | 税込価格:814,000円 |
排気量400ccバイクをまとめた記事はこちらから😄
排気量250cc前後
坂道や砂利道での取り回しの苦労を考えれば、特に初心者・女性・年配者の方の場合は、軽量バイクを選んで下道メインのツーリングするのもありかと思います。

250cc以下のバイクの場合、維持費は車検分が浮きますね。
- YAMAHAの【YZF-R25/YZF-R3】は、風がいなせてお腹が冷えにくいです。
引用:YAMAHA
※YZF-R25の数値です
足つき:○ | シート高:780mm |
重さ:○ | 車両重量:169kg |
燃費:○ | WMTCモード値:26.5km/L |
価格:○ | 税込価格:690,800円 |
- 同じくYAMAHAの【MT-25/MT-03】です。ヤマハテクニカルセンターにてMT-03は教習車として使われているらしく、ロンツーでも乗りやすそうです。
引用:YAMAHA
※MT-25の数値です
足つき:○ | シート高:780mm |
重さ:○ | 車両重量:166kg |
燃費:○ | WMTCモード値:26.5km/L |
価格:○ | 税込価格:632,500円 |
- HONDAの【Rebel(レブル)250】は、足つき抜群、アメリカン(クルーザー)バイクの欠点を補う設計で乗り味はネイキッドに近く、2024年上半期の軽二輪クラスで売上全国トップを記録した、大人気バイクです♪
引用:HONDA
足つき:◎ | シート高:690mm |
重さ:○ | 車両重量:171kg |
燃費:◎ | WMTCモード値:34.9km/L |
価格:○ | 税込価格:638,000円 |
排気量250ccバイクをまとめた記事はこちらから😉
排気量125cc以下(原付二種)
下道とことこツーリングは、景色を楽しんだり休憩もこまめに取れるので、初心者や体力に自信の無い方にもおすすめです。バイクも軽くて取り回しに苦労せず、気軽にお出かけできます。

維持費も安く、小型免許(正式名称:小型限定普通二輪免許)のみで乗れるのも、便利ですね。
- HONDAの【スーパーカブ110】は足つき抜群で荷物積載しやすく、日本一周で乗っている方も大勢います♪(私も、元カブヌシです) 足元は風よけのお陰で、冷えにくくて助かります。ギアチェンジはカブ独特のロータリー式ペダルですが、慣れれば使いやすいです。世界一売れているバイクで、2024年6月時点で累計生産台数は1億1000万台を超えているそう。
注意点として、シートがお尻が痛くなりやすいので、長距離(長時間)ツーリングする場合は、シートカスタム(座布団使用orシートに埋込)が必要になると思います。
引用:HONDA
足つき:◎ | シート高:738mm |
重さ:◎ | 車両重量:101kg |
燃費:◎ | WMTCモード値:67.9km/L |
価格:◎ | 税込価格:302,500円 |
- HONDAの【PCX】は、足つきはそれほど良くありませんが、日本一売れているスクーターで、ロンツーやタンデムにも向いています。
引用:HONDA
足つき:○ | シート高:764mm |
重さ:◎ | 車両重量:133kg |
燃費:◎ | WMTCモード値:47.7km/L |
価格:◎ | 税込価格:379,500円 |
排気量125ccバイクをまとめた記事はこちらから😁
扱いやすい、大型バイク
大型免許(正式名称:大型自動二輪免許)を持っていて、体格・技量に無理がない方は、次の車種も良いかもしれません。
- HONDAの【Rebel(レブル)500】は、大型バイクのエントリーユーザーにもおすすめで、足つき抜群です。
引用:HONDA
足つき:◎ | シート高:690mm |
重さ:△ | 車両重量:191kg |
燃費:○ | WMTCモード値:27.9km/L |
価格:○ | 税込価格:924,000円 |
- YAMAHAの【MT-07】は、有名モトブロガーWoka Riderさんも愛用されていて、排気量の割に乗りやすそうです。
引用:YAMAHA
足つき:△ | シート高:805mm |
重さ:○ | 車両重量:183kg |
燃費:○ | WMTCモード値:25.4km/L |
価格:○ | 税込価格:968,000円 |
- SUZUKIの【SV650】は、コスパ良しでデザインがDuca○iのMon○terに似ていて良いなぁ(^^)と思いました。重量はありますが、大型バイク初心者には乗りやすそうです。ハーレーダビッドソンで有名な、国内では数少ない“Vツインエンジン”搭載で、独特の鼓動感とトラクション(駆動力)を味わい楽しみながら、ツーリングできます♪
しかし、“ケツ痛シート”と称されるらしく…
注意点として、シートがお尻が痛くなりやすいので、長距離(長時間)ツーリングする場合は、シートカスタム(座布団使用orシートに埋込)が必要になると思います。
引用:SUZUKI
足つき:○ | シート高:785mm |
重さ:△ | 車両重量:199kg |
燃費:○ | WMTCモード値:24.4km/L |
価格:○ | 税込価格:836,000円 |
シートは、腰とお尻が痛くなりにくいものを

バイクに長時間座り続けていると、腰とお尻が痛くなってくるので、その対策です。
長距離運転が辛くない車種を選ぶ
バイク自体が、ツーリングに向き不向きの車種があります。バイク屋さんで実際に跨って車種選びする際に、店員さんに『長距離運転で疲れないのは、どれですか?』と尋ねてみると良いと思います。
上記にて写真入りでご紹介したのは、すべてツーリング向きの車種ですが…すでに所有していたり、デザインが気に入ったバイクで長距離走りたいこともありますよね。
そこで
バイク用座布団を使用する

私の一押しアイテム、posidriveの【バイク座シート®シリーズ】です♪
引用:posidrive
スタンダードの他に、ラージサイズやカブ用、シートに埋め込むタイプのもあるらしいです。
私はスーパーカブ110でロンツー中に、腰&お尻痛に悩まされていましたが、カブ用のバイク座シート[Dr.モペット]を使い始めてから、腰&お尻痛が劇的に改善されて、その後は疲れることなくロンツーを楽しめるようになりました!
防風対策をする

特に寒い季節にロンツーするには、防風対策は大事です。
バイク自体に防風装備がついている
例えば上記写真でご紹介した車種では、
【スーパーカブ110】【PCX】 | 足元に風除けが備わっている。 |
【Ninja 400】【YZF-R25/YZF-R3】 | スーパースポーツ(SS)型で車体が風をいなす構造になっていて、お腹の接触部にタンク盛り上がりがあるので、他車種に比べてお腹が冷えにくい。 |
という理由で、体力温存できるかと思います。
冷え防止のカスタムを施す
各種カスタムを施すのも良いかもしれません。
手元 | グリップヒーターやナックルガード |
胸元 | ウィンドシールド |
お尻 | シートヒーター |
体を冷やさない工夫をする
上記写真のネイキッド型の【MT-25/MT-03】【MT-07】【SV650】や、アメリカン(クルーザー)型の【ELIMINATOR】【Rebel 250】【Rebel 500】は、走行時は体全体に風を受けてしまいます。

ネックウォーマー・腹巻・手袋・シューズやカイロなどの温めグッズで、体の肝心な部分の熱が奪われないように対策しましょう。
寒い日は、3首、手元・足元、お腹を温める
特に寒い日は、体力温存して判断力を鈍らせず、安全運転し続けるために、体の要所を守りましょう。
3首(首元・手首・足首)を温める
3首は皮膚が薄く太い血管が通っていて、外気にさらされやすい部分です。
首 | ネックウォーマー |
手首 | バイク用グローブ、手首ウォーマー |
足首 | バイク用ブーツ、足首ウォーマー |
などで、工夫して温めるのが良いかと思います。

腰や足裏や鼠径部など、要所にカイロを貼る方法もありますが、その場合は低温やけどにくれぐれも注意してください。
手元・足元を温める
手がかじかんでは運転しづらいですし、足も同様です。
事故を起こさない為に、
手元 | 防寒グローブ、電熱グローブ、ナックルガード、グリップヒーター |
足元 | 防寒靴下、足裏カイロ |
などで、対策すると良いかもしれません。
お腹を温める
お腹は『第二の脳』とも呼ばれていて免疫力との関係も密接ですし、冷えでお腹を下してしまってはツーリングどころでは無くなるので、冷えないようにしておきましょう。
お腹 | 腹巻、電熱ジャケット |

腹巻は遠赤外線ものなど、種類豊富です。
ヘルメットは軽くて窮屈でないものを

ヘルメットは、重要です!
必ず、フィッティングしてから購入する
初めて身につける商品なら、店頭でフィッティングして購入するべきだと思います。
窮屈なのは頭が痛くなって運転できないですし(←経験あり)、ぶかぶかなのも頭部保護性能が低下して危険なので、実際にヘルメットを被ってみてジャストサイズを選ぶのが大切です。
軽量タイプを選ぶ
ヘルメットには軽量タイプとそうでないものがありますが、長距離(長時間)ツーリングするなら、断然軽いものがおすすめです。重いのを長時間被っていると、首や肩が痛くなってくることが多いです。

私のおすすめヘルメットを紹介します♪
- OGK KABUTO【AEROBLADE-6】
OGK KABUTOシリーズはコスパ良しなので、私も愛用していました。
引用:OGK KABUTO
- SHOEI【Glamster】
デザイン性と機能性を兼ね備えた、ネオクラシック・フルフェイスだそうです。
引用:SHOEI
- SHOEI【Z-8】
軽量&コンパクトなスポーツ・フルフェイスだそうです。モトブロガーさんで愛用されている方も多いですね。
引用:SHOEI

インナーキャップも、ヘルメット内の環境を健やかに保ってくれて、おすすめ!
好みのデザインも、大事
色々言いましたが…自分が好きなデザインでないと、人馬一体になって一日中過ごせませんよね。
バイク乗りは、見た目が命(^^)
美しい背景と共に、自分のバイクや自分自身も撮影して、思い出になります。
なので無理のない範囲で、極力自分の好みに寄せたバイクを選び、不便さはカスタムやグッズで補うのもアリですね。
モチベーションを保てる
“好き!!”という気持ち、モチベーションはとても大事だと思います。自分自身がご機嫌だと良いことを引き寄せそうですし、免疫力も上がって疲れにくい気がします。貴重な時間を、わだかまり無く楽しく過ごすことは、大事だと思います(^^♪
その他、必要なもの

細々とした、でも必須のアイテムたち。
モバイルバッテリーを持参する
山道や人が殆どいない場所でスマホが使えなくなるととても不安になりますし、カメラ機能が使えなくなるのは勿体ないです。
長距離ツーリングではモバイルバッテリーは必携、1つ余分に持っていく位が丁度良さそうです。
現金を持参する
郊外のお店などはスマホ決済やクレカが使えないこともあるので、現金も持っていきましょう。
レインコートを持参する
山の天気は変わりやすいですし、昨今はゲリラ豪雨もあり得るので、高速道路でも使えるバイク用レインコートがあれば安心です。防寒対策にもなるので、便利です。
【まとめ】
上手にバイク&アイテム選びして、楽しく・安全に・長距離ツーリングするために(^^♪
- 今の自分自身に見合った、無理なく楽しく運転できる車種を選ぶ。
- 長時間座っていても、腰とお尻が痛くならないシートを使う。
- 防風対策をして、体が冷えて疲れないようにする。
- 体の冷えやすい部分を保護して、熱を奪われないようにする。
- ヘルメットは必ずフィッティングして、軽量・ジャストサイズを選ぶ。
- 自分の好みも大切にして、モチベーションを保つ。
- いざという時に困らないよう、必要備品は必ず持参する。

それでは、ご安全に!
シート周りの便利グッズ。お尻痛を防いで、快適にロンツーしましょう♪
スタンダードサイズです。
ラージサイズです。
カブ用です。
体要所の温めグッズ。冷えを防いで体力温存し、判断力を維持しましょう🍀
首元を温めると、風邪を引きにくくなります。
ヘルメットを被ったまま着脱可能の、ネックウォーマー🐧
お腹は第二の脳です。
ヘルメット周りの便利グッズ♪
ピンロックシートは視界が曇らず、安全性が高まります。
インナーキャップは頭部環境を清潔・健やかに保ちます😉
深めに被るインナーキャップは、耳も含めて汗をかきやすい部分をフルカバーできます
バッグの中に、入れておきましょう!
モバイルバッテリーは、ツーリング時の必需品です!
レインウェアは、雨・風から体を守り、体温・体力保持できます☔
リアキャリア周りの、便利グッズ♪
シートバッグを持って、旅に出ましょう🏍️
ツーリングネットで、荷物がばらけないようにしましょう。
紐タイプは荷物のサイズや形を問わず、しっかり固定しやすくて助かります。
命を守るために、バイク乗車時のプロテクター着用は必須です!
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先ずは下調べして、ツーリングを楽しみましょう♪